レコード「津軽三味線 高橋竹山」(その6「竹山 1981」)を出した。
第3回松尾芸能賞を受けた。
CBSソニーのレコードの集大成「津軽三味線 高橋竹山のすべて」(5枚組)を出した。
勲4等瑞宝章を受けた。
北海道出身の竹音(現・高橋竹音)が内弟子に入る。
韓国のソウルで初の演奏会。
演奏生活60周年。
初のアメリカ公演。ニューヨーク、ワシントン、ボルチモア、サンフランシスコ、ロスアンゼルス、ホノルルなど7都市で10回の演奏会。
『ニューヨーク・タイムズ』は「まるで魂の探知器ででもあるかのように、聴衆の心の共鳴音を手繰り寄せてしまう。名匠と呼ばずして何であろう」と評した。
平内町に竹山記念資料室完成。
第8回伝統文化ポーラ特賞を受けた。
日本画家能島和明氏が、「竹山師像」を第20回日展に出品
4月、新潟の弟子・高橋竹栄の元で勉強を続けていた竹童(現・高橋竹童)が小湊で内弟子生活に入る。
6月、前立腺肥大症の手術、入院治療のため 7月から 12月までの公演予定をすべて延期、初めて演奏活動を休む。
1月から演奏活動を再開。6月、満80歳となる。
引き続き、全国を回って演奏を続ける。
3月、パリ市立劇場(Theatre de la Ville)で演奏会。
2月21日、生涯支えとなった妻ナヨ死去。
11月、沖縄ジァン・ジァンのファイナル・コンサートに出演。
14年にわたって毎年訪れた同劇場での演奏会が幕を閉じた。
10月、佐藤貞樹氏が長年事務局長を務めた青森芸協が
「高橋竹山津軽三味線演奏会」を最後に幕を閉じた。
ディスク・ジァン・ジァンから演奏活動70周年ライブのCDを出した。
4月25日の札幌、26日の函館市民会館でのステージを終え、5月以降の活動を休止する。
最後を締めくくる『即興曲岩木』の演奏前「15歳からずっと世間を歩いた。
小学校も行ってない無学な人間だけど、北海道は私の大学でした」と話し、会場から大きな拍手を浴びた。事実上、この北海道での公演が最後の大舞台となった。
9月、平内町名誉町民の称号を受けた。
5月、喉頭癌と診断され、入院。放射線治療を受けて9月退院。
高橋竹与が二代目高橋竹山を襲名。
1月、渋谷ジァン・ジァンでの襲名披露演奏会に病を押してゲスト出演した。
2月5日、平内町の町立中央病院で、喉頭癌のため死去。 享年87歳
歌手・北島三郎さんの話「生きることの厳しさを音で表現された竹山さんは、青森で津軽三味線の門付け。私は北海道でギターの流し。親しみと縁を感じていた。彼をモデルにした『風雪ながれ旅』を歌っていることに誇りを持っています。これからは『あなたのことですよ』と呼びかけながら歌います。」(産経新聞1997年2月6日付)
第13回日本ゴールドディスク大賞で「決定版 高橋竹山〜津軽三味線」が純邦楽アルバム・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞。
10月、平内町歴史民俗資料館にて「初代高橋竹山展」開催
4月、渋谷ジァン・ジァン閉館。
青森県北津軽郡金木町(現・五所川原市金木)に津軽三味線会館オープン。
6月、東奥日報社より『評伝 高橋竹山 魂の音色』が出版される。
4月、平内町土屋にほたて広場がオープン。2階展示スペースに高橋竹山ゾーン開設。
4月28日 竹伸会により高橋竹山記念碑建立。
碑石銘文 「私がくるしかった 生活のなかで 考えたことは 三味線にバチに 魂をいれると いうことだけだった」
10月7、8日 東京・紀尾井ホールにて「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」没後十年特別公演開催。
1月18日、東奥日報紙上(夕刊)にて「生誕100年 ― 高橋竹山 心の旅」が連載開始。
2月28日、平内町商工会青年部主催で生誕100年記念イベント「高橋竹山とキャンドルナイト」開催。
4月、高橋竹山生誕100年記念CD「至芸の旅」発売。平内町ほたて広場において「初代高橋竹山生誕100年写真展」始まる。(2010年4月20日〜2011年3月31日)
5月、青森県庁東青地域県民局地域連携部地域支援室内に「初代高橋竹山生誕100年記念事業実行委員会」発足。
津軽書房より新版「高橋竹山 津軽から世界へ」(佐藤貞樹著)刊行。
6月18日、平内町役場勤労青少年ホームにおいて記念碑の除幕と生誕100年記念式典開催。
6月19日、平内町歴史民俗資料館において高橋竹山特別展「高橋竹山とその生涯」始まる。(〜2011年3月31日)
6月23日、龍飛岬観光案内所(旧奥谷旅館)において「初代高橋竹山生誕百年記念写真展」始まる。(〜11月30日)
※旧奥谷旅館には昭和9年、12年に竹山が投宿した記録(高橋定蔵の名前が記された宿帳)が残っている。
8月16日、平内町体育館において生誕100年記念コンサート「竹山100年の旅 音楽祭」開催。
来場者数1400人を超え、大盛況のうちに幕がおりた。
10月、生誕100年を記念して2008年に上演された邦楽ドラマ「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」(新日鉄エンジニアリング プレゼンツ)が再演。(10月26日・27日 東京紀尾井小ホール、10月29日・30日 京都府立文化芸術会館)
11月10日、キングレコードより生誕100年記念CD「初代 高橋竹山 魂の響き」発売。
11月13日、青森県の文化を語る会第4回フォーラムとして生誕100年記念イベント「魂の響き 心の旅」が開催される。
12月9日、青森芸協55周年実行委員会主催により邦楽ドラマ「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」開催。
RAB青森放送制作 「高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー 故郷(ふるさと)の空」が文化庁芸術祭ラジオ番組部門大賞を受賞。
12月23日、青森公立大学講堂において生誕100年メモリアルコンサート「津軽竹山節」開催。
(出演者 : 西川洋子、高橋竹童、上妻宏光ほか)
2月12日、青森地域広域観光事業実行委員会主催による生誕101年記念「高橋竹山おがげさま劇場」始まる。(〜4月2日)
2月27日、青森市ねぶたの家ワ・ラッセにおいて朗読会「とはず語り・高橋竹山伝」が開催される。