Profile

1981年

レコード「津軽三味線 高橋竹山」(その6「竹山 1981」)を出した。

1982年

第3回松尾芸能賞を受けた。

1983年

photoCBSソニーのレコードの集大成「津軽三味線 高橋竹山のすべて」(5枚組)を出した。
勲4等瑞宝章を受けた。

1984年

北海道出身の竹音(現・高橋竹音)が内弟子に入る。

1985年

韓国のソウルで初の演奏会。
演奏生活60周年。

1986年

photophoto初のアメリカ公演。ニューヨーク、ワシントン、ボルチモア、サンフランシスコ、ロスアンゼルス、ホノルルなど7都市で10回の演奏会。
ニューヨーク・タイムズ』は「まるで魂の探知器ででもあるかのように、聴衆の心の共鳴音を手繰り寄せてしまう。名匠と呼ばずして何であろう」と評した。

1987年

平内町に竹山記念資料室完成。

1988年

photo第8回伝統文化ポーラ特賞を受けた。
日本画家能島和明氏が、「竹山師像」を第20回日展に出品

1989年

4月、新潟の弟子・高橋竹栄の元で勉強を続けていた竹童(現・高橋竹童)が小湊で内弟子生活に入る。
6月、前立腺肥大症の手術、入院治療のため 7月から 12月までの公演予定をすべて延期、初めて演奏活動を休む。

1990年

1月から演奏活動を再開。6月、満80歳となる。

1991年

引き続き、全国を回って演奏を続ける。

1992年

photo3月、パリ市立劇場(Theatre de la Ville)で演奏会。

1993年

photophotophoto2月21日、生涯支えとなった妻ナヨ死去。
11月、沖縄ジァン・ジァンのファイナル・コンサートに出演。
14年にわたって毎年訪れた同劇場での演奏会が幕を閉じた。
10月、佐藤貞樹氏が長年事務局長を務めた青森芸協が
「高橋竹山津軽三味線演奏会」を最後に幕を閉じた。

1994年

ディスク・ジァン・ジァンから演奏活動70周年ライブのCDを出した。

1995年

photophoto4月25日の札幌、26日の函館市民会館でのステージを終え、5月以降の活動を休止する。
最後を締めくくる『即興曲岩木』の演奏前「15歳からずっと世間を歩いた。
小学校も行ってない無学な人間だけど、北海道は私の大学でした」と話し、会場から大きな拍手を浴びた。事実上、この北海道での公演が最後の大舞台となった。
9月、平内町名誉町民の称号を受けた。

1996年

5月、喉頭癌と診断され、入院。放射線治療を受けて9月退院。

1997年

photo 高橋竹与が二代目高橋竹山を襲名。
1月、渋谷ジァン・ジァンでの襲名披露演奏会に病を押してゲスト出演した。

1997年

photophoto2月5日、平内町の町立中央病院で、喉頭癌のため死去。 享年87歳
歌手・北島三郎さんの話「生きることの厳しさを音で表現された竹山さんは、青森で津軽三味線の門付け。私は北海道でギターの流し。親しみと縁を感じていた。彼をモデルにした『風雪ながれ旅』を歌っていることに誇りを持っています。これからは『あなたのことですよ』と呼びかけながら歌います。」(産経新聞1997年2月6日付)
第13回日本ゴールドディスク大賞で「決定版 高橋竹山〜津軽三味線」が純邦楽アルバム・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞。
10月、平内町歴史民俗資料館にて「初代高橋竹山展」開催

2000年

4月、渋谷ジァン・ジァン閉館。
青森県北津軽郡金木町(現・五所川原市金木)に津軽三味線会館オープン。
6月、東奥日報社より『評伝 高橋竹山 魂の音色』が出版される。

2005年

4月、平内町土屋にほたて広場がオープン。2階展示スペースに高橋竹山ゾーン開設。

2007年

photo4月28日 竹伸会により高橋竹山記念碑建立
碑石銘文 「私がくるしかった 生活のなかで 考えたことは 三味線にバチに 魂をいれると いうことだけだった」

2008年

photo10月7、8日 東京・紀尾井ホールにて「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」没後十年特別公演開催。

2010年

1月18日、東奥日報紙上(夕刊)にて「生誕100年 ― 高橋竹山 心の旅」が連載開始。
photo2月28日、平内町商工会青年部主催で生誕100年記念イベント「高橋竹山とキャンドルナイト」開催。

4月、高橋竹山生誕100年記念CD「至芸の旅」発売。平内町ほたて広場において「初代高橋竹山生誕100年写真展」始まる。(2010年4月20日〜2011年3月31日)
5月、青森県庁東青地域県民局地域連携部地域支援室内に「初代高橋竹山生誕100年記念事業実行委員会」発足。
津軽書房より新版「高橋竹山 津軽から世界へ」(佐藤貞樹著)刊行。
photophoto6月18日、平内町役場勤労青少年ホームにおいて記念碑の除幕と生誕100年記念式典開催。

photophoto6月19日、平内町歴史民俗資料館において高橋竹山特別展「高橋竹山とその生涯」始まる。(〜2011年3月31日)

photo6月23日、龍飛岬観光案内所(旧奥谷旅館)において「初代高橋竹山生誕百年記念写真展」始まる。(〜11月30日)
※旧奥谷旅館には昭和9年、12年に竹山が投宿した記録(高橋定蔵の名前が記された宿帳)が残っている。

photo photo photo photo 8月16日、平内町体育館において生誕100年記念コンサート「竹山100年の旅 音楽祭」開催。
来場者数1400人を超え、大盛況のうちに幕がおりた。

photo 10月、生誕100年を記念して2008年に上演された邦楽ドラマ「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」(新日鉄エンジニアリング プレゼンツ)が再演。(10月26日・27日 東京紀尾井小ホール、10月29日・30日 京都府立文化芸術会館)

11月10日、キングレコードより生誕100年記念CD「初代 高橋竹山 魂の響き」発売。

photo 11月13日、青森県の文化を語る会第4回フォーラムとして生誕100年記念イベント「魂の響き 心の旅」が開催される。

photo photo 12月9日、青森芸協55周年実行委員会主催により邦楽ドラマ「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」開催。

photo RAB青森放送制作 「高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー 故郷(ふるさと)の空」が文化庁芸術祭ラジオ番組部門大賞を受賞。

photo photo 12月23日、青森公立大学講堂において生誕100年メモリアルコンサート「津軽竹山節」開催。
(出演者 : 西川洋子、高橋竹童、上妻宏光ほか)

2011年

photo 2月12日、青森地域広域観光事業実行委員会主催による生誕101年記念「高橋竹山おがげさま劇場」始まる。(〜4月2日)

photo 2月27日、青森市ねぶたの家ワ・ラッセにおいて朗読会「とはず語り・高橋竹山伝」が開催される。

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